あせもとアトピーの違い

-　詳しい解説　-

あせもとは、汗疹性湿疹の俗称で、汗の出る部分が汚れや角質等でふさがれてしまい、十分に汗を出し切る事が出来ずに皮膚の中に汗がたまって、小さな湿疹になってしまう事、またはその湿疹を指す。大人よりも、汗をかきやすい乳幼児や子供がなりやすい。アトピーとは違い、先天的・遺伝的なものではなく、環境によるところが大きく、冬にはあまり見られず、夏に多い症状である。汗をかきやすい関節の内側や、おでこ、わき腹等によくできる。清潔にしていれば、割とすぐに治り、成長と共になりにくくなる。

アトピーとは、先天的過敏症の事で、外気変動やメンタル状態で自律神経が乱されやすく、皮膚炎になったり喘息やアレルギー性鼻炎になりやすい。あせもとは違い、汗が原因ではなく、アレルギー物質が原因で悪化する事が多い為、アレルゲンを特定して対策をするのが良い。良くなったり悪くなったりをくり返し、ある程度成長しても症状が治らなかったり、ストレス等が原因で酷くなる事もある。