はと麦茶と麦茶の違い

-　詳しい解説　-

はと麦茶とは、鳩麦と呼ばれるイネ科の果実を煎じて作ったお茶の事である。麦茶とは違い、殻をむいて用いられる。麦茶程広く飲まれている訳ではなく、よく飲まれる季節等も特別には無い。鉄分やタンパク質、ビタミンＢ、食物繊維等が豊富で美容・健康にも良いとされる。特に生薬名にもなっているヨクイニンは、イボの治療に良いとされ、水いぼ等が出来てしまった時は、摂取する様にすすめられる事もある。効果の程は、はっきり言うと飲まないよりいいかもしれない、といった程度である。

麦茶とは、大麦を殻がついたまま煎じて作ったお茶の事である。緑茶と並んでよく飲まれているお茶で、身体を冷やす効果もある事から、特に夏に冷やして飲まれる。ノンカフェインでクセも無い為、幼児が最初に口にするお茶である事が多い。砂糖や塩、香ばしさを出す為に少量のインスタントコーヒーを加えて作る人もいる。はと麦茶の様に肌荒れやイボに効果があるものではない。