道草と寄り道の違い

道草と寄り道の違い

- 概要 -

道草とは、目的地に向かう途中で、全く関係の無い方へフラフラ立ち寄ったりして無駄に時間を過ごしてしまい、目的地に到着するのに時間がかかってしまう事である。寄り道とは、道草同様、目的地に向かう途中に違う場所に立ち寄る事だが、用事があって立ち寄る場合がある点が違う。

- 詳しい解説 -

道草とは、目的地に向かう途中で、全く関係の無い方へフラフラ立ち寄ったりして無駄に時間を過ごしてしまい、目的地に到着するのに時間がかかってしまう事である。横道にそれて手間取ってしまう等、悪い意味として用いられる。昔の移動手段であった馬が、目的地に向かう途中に道端の草を食べてなかなか先へ進めない事から生まれたことわざが、「道草を食う」である。丁寧に「道草を食べる」と言うのは誤用になってしまう。

寄り道とは、道草同様、目的地に向かう途中に違う場所に立ち寄る事だが、用事があって立ち寄る場合がある点が違う。使い方としては「寄り道をする」となる。道草の様に、目的地外の場所に行って目的地に着くのが遅くなってしまうという、悪い意味で用いられる場合と、まっすぐ目的地には向かわないが、その途中でいくつか必要な用事等を済ませてくる事を意味し、必ずしも無駄で悪い意味と言う場合ではなく用いられる事もある点が道草とは違う。

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