特産物と名産物の違い

-　詳しい解説　-

特産物とは、その土地だけで手に入る特別な産物だという事を強く推した物である。特に農作物や海産物といった、その土地の気候や風土が密接に関わってくる様な物に多い。（その条件が揃わないと、良い作物に育たなかったり、そもそも育たなかったりする為）

名産物とは、その土地で生産されている事が有名な産物である、もしくはその土地で作られた物は質が良い等、よその物と区別される良さがある物の事である。つまり、特産物とは違い、同じ物（品質等は別として）はよその土地でも生産されていて手に入る場合がある。特産物の様に土地の気候が味方して良い作物が沢山とれれば、それは特産物であり名産物となる場合もある。特産物とは違い、人の手で加工された工芸品等の品物である事も多い。

ちなみに、作物類ではなく工芸品等の「品物」である事を指し示す場合には「特産品」や「名産品」と言ったりもする。