化合物と混合物の違い

化合物と混合物の違い

- 概要 -

化合物とは、2種類以上の元素が結合している純物質の事で、混合物とは2種類以上の物質がそのまま混ざり合っただけのもので、ろ過や蒸留等といった物理的な手段で分離が可能である。

- 詳しい解説 -

化合物とは、2種類以上の元素が結合している純物質の事である。化学的に結びついており、混合物の様に物理的手段で分離させる事は出来ない。また、化学反応を起こして原子レベルで結びついており(物質数としては1つ)、どこを取り出しても同じ物が出てくる。混合物とは違い、元の性質を示す事は無く、化学式であらわす事が可能である。例えば、水(H2O:水素(H)2個と酸素(O)1個)や、二酸化炭素(CO2:炭素(C)1個と酸素(O)2個)が該当する。

混合物とは2種類以上の物質がそのまま混ざり合っただけのもので、ろ過や蒸留等といった物理的な手段で分離が可能である。化合物の様に元素が結合している訳ではなく、ただAという物質とBという物質が入り乱れているだけ(物質数としては2つのまま)という状態で、化学式であらわす事は出来ない。例えば、食塩水や砂糖水等が混合物に該当する。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?