インキとインクの違い
- 概要 -
インキとは、オランダ語の「inkt」が元となっている、顔料や染料を含んだ液体の事である。インクも同じ物を指し、こちらは英語の「ink」が元となった呼び方である。
- 詳しい解説 -
インキとは、オランダ語の「inkt」が元となっている、顔料や染料を含んだ液体の事である。日本においては「インク」よりも古い呼び方で、印刷業界等では、インクよりインキと呼ぶ場合が多い所もある。そういう意味ではちょっとプロっぽい言い回しにも聞こえる。
インクも同じ物を指し、こちらは英語の「ink」が元となった呼び方である。現在では、ほとんどこちらの呼び方が用いられており、プリンター用の物は、ほぼ「インク」として販売されている。
ちなみに「トナー」は、印刷時にインク(インキ)とは違って液体状ではなく粉体で、紙に噴射するのではなく、熱による圧着方式がとられる。インク(インキ)に比べると単価は高いが、質の悪い紙にも印刷が可能で、大量な印刷物を高速で刷り上げる事が可能である。だが、インク(インキ)の様に光沢紙に印刷は出来ず、写真等には不向きとされている。
この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?