ドキュメンタリーとドラマの違い

-　詳しい解説　-

ドキュメンタリーとは、現実に起きた大きな事件や出来事を元に、それらを虚構を加えずに構成して映画やテレビ放送向けにして作られた映像の事である。ドラマとは違い、空想のストーリー等は加えられず、基本的にありのままを表現している。演出の為であっても、一部でもフィクションが入っていてはドキュメンタリーとは言えない。実際に起こっている事をリアルタイムで録画したものと、実際の出来事を再表現する為に演者が演技をして作られたものがある。ドラマとは違い、連続放送される事は稀である。

ドラマとは、架空の人物や架空の出来事を考えて（もしくは史実等を元にフィクションを加えて）ストーリーを作りだし、視聴者が喜ぶ様に構成した映像作品の事である。実際にあった事件や出来事を元にしていたとしても、架空の人や出来事が加えられた時点で、それはドキュメンタリーではなくなりドラマになる。ドキュメンタリーとは違い、何話かに分けて週に１度の放送を続ける場合と、１回で完結する物、毎日短時間放送される物等、放送形式は様々である。