ズワイガニと毛ガニの違い
- 概要 -
ズワイガニとは、クモガニ科のカニの事で、山陰地方の松葉ガニや、北陸地方の越前ガニが有名。毛ガニとは、クリガニ科のカニの事で、その名前の通り、体の表面に剛毛が生えている。
- 詳しい解説 -
ズワイガニとは、クモガニ科のカニの事で、山陰地方の松葉ガニや、北陸地方の越前ガニが有名である。流通しているのはほとんどが雄のみで、雌はあまり出回る事は無い。産卵をすると雌は成長が止まるので、雄に比べると8センチ程とかなり小さい。火を通すと真っ赤になる。刺身、焼き、蒸し、鍋、何にしても美味である。
毛ガニとは、クリガニ科のカニの事で、その名前の通り、体の表面に短くて固い剛毛が生えている。タラバガニと並ぶ程人気で、味はとても美味な上、ズワイガニよりも漁獲量が少ない為、高級ガニにカテゴリされる。身は少な目。火を通しても他のカニ程真っ赤にはならず、ほんのり赤くなる程度である。蒸したり茹でて食べるのが一番美味い。かなり鮮度が良くないと刺身で食べられない(刺身にした時の見た目も他のカニに比べるとイマイチである)ので、刺身はほとんど地元でのみ食べられている。
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