牛乳とミルクの違い

-　詳しい解説　-

牛乳とは、牛の乳の事で、商品名に「牛乳」を付ける場合は、生乳１００％でなければならない。その為、コーヒーやいちご、フルーツ等といった他のフレーバーのする飲み物は一切牛乳という文字を商品名の一部であってもつける事は出来ない。（かわりの無脂肪固形分の割合によって、「○○ミルク」や「○○オレ」等と名付けられている）

ミルクとは、牛乳とは違い、牛や羊、ヤギ等の哺乳類の出す乳の総称である。単純に「牛乳」という日本語を英語で表現しただけの場合や、母乳のかわりに乳幼児のエネルギー源となる調製粉乳を指す場合がある。商品名に「ミルク」を付ける場合は、生乳１００％である必要は無いが、無脂肪固形分が４％以上含まれている事が条件となる。その為、牛乳とは違い、様々なフレーバーの物が販売されている。カフェ等で「ミルクはご利用になられますか？」と聞かれた場合は、本当に牛乳である事は稀で、ほとんどが植物油や乳化剤で作られた「コーヒーフレッシュ」である場合が多い。