生保と損保の違い

-　詳しい解説　-

生保とは、生命保険の略称で、被保険者が支払ってきた掛け金によって、死亡時もしくは一定年齢に達した時に、受取人にお金が支払われる事を約束した保険の事である。主に大黒柱的な者が、自分に何かあった時に配偶者や子供が金銭的に困る事が無い様に、加入しておくものである。

損保とは、損害保険の略称で、意図しない偶然に起きてしまった事故等が原因で生じてしまった損害をうめておぎなう為の保険の事である。生命保険が人を対象とした保険で、損保は物の保険とされる。その為、生保よりも契約期間が短めであるのが特徴である。生保は個人が入るものだが、損保は企業も個人も加入する。

どちらの場合も、もしもの時に備えて入っておくものなので、もしもの時が心配でない人は加入していなかったり、掛け金が少なく有事の際、必要なお金が入って来ない可能性が高い。しかし、その「もしも」が起こらなかった場合、多少戻ってくるパターンもあるが、大抵掛け捨てである為、長年支払ってきたお金はドブに捨てた様なものである。保険にかかる費用は大半が営業にかかる人件費の為、それを抑えて保険料を安くしたネット保険が人気である。