黒アリとシロアリの違い

-　詳しい解説　-

黒アリとは、色が黒いアリの俗称である。シロアリと違い、家の柱を食べたりはせず、シロアリを捕食する。身体にはくびれがあり、完全変態の為、幼虫時と成虫時の姿が違い、幼虫から成虫になる際に一度蛹にもなる点がシロアリとは違う。家の中で黒アリが大量発生した場合は、どこかにシロアリがおり、その巣を黒アリが狙いに来た可能性もある為、一度よく調べた方が良い。熱帯冷帯、砂漠森林関係無くあらゆる気候の陸上に多数生息している。

シロアリとは、体の色が白っぽい昆虫の総称で、家の柱を食べる等して家屋にダメージを与える。熱帯や亜熱帯に多い。木造家屋では深刻な被害になる事も多く、シロアリ駆除専門の業者が全国展開している。対策費用はとても高い。黒アリとは違い、不完全変態（蛹にならずに幼虫からそのまま成虫になる）をする為、シロアリという名前ではあるが、どちらかといえばアリよりも分類上はゴキブリに近いとされる。