ディスカッションとディベートの違い

-　詳しい解説　-

ディスカッションとは、討論や議論という意味で、とある問題に対して、様々な意見を持つ人同士が意見を話し合う事である。ディベートとは違い、必ず意見や派閥が違う者同士が考えをぶつけ合う感じではなく、意見交換の意味合いが強い。その為、そのメンバーにもよるが落ち着いていたり、時にはだらけた雰囲気になりがちである。最終的には誰の意見がいいとかではなく、全体としてどういう結果を出すかという意見のすり合わせを行うイメージである。

ディベートとは、相反する意見をぶつけ合い、時には他の意見を否定したり自分の意見を推して、最終的にどちらの意見が良いか決める戦いの様な雰囲気があるものである。ディスカッションとは違い、議題について意見を擦り合わせていくというよりは、肯定派と否定派等、話す前からチームに分かれて討論をしていく。攻撃色が強めで、熱くなりすぎて冷静な話し合いにならない事もあるが、発言は活発に行われやすく、相手方に指摘されて初めて自分側の弱点に気付かされる事があったり、相手方の意見の良さが分かったりと、発見は多い。とはいえ最後はよくわからない罵倒大会になってしまうという危険性もある。