ルマンとF1の違い

-　詳しい解説　-

ルマンとは、１９２３年から開始された自動車耐久レースで、正式にはルマン２４時間レースと呼ばれる様に、２４時間の走行距離（コースの周回数）を競う過酷なレースの事である。主催はフランス西部自動車クラブで、６月の始め頃から中旬に行われる。Ｆ１とは違い、とにかくレース時間が長い為、車一台に対するドライバー数は３人に設定されている。

Ｆ１とは、フォーミュラ１の略称で、タイヤが露出して屋根のないフォーミュラカーの中で、一番排気量の分類が大きいものを指す場合と、モナコで行われるＦ１世界選手権の事を指す場合がある。Ｆ１に興味が無い人でも、ＴＶ放送時のテーマ曲だけは知っている人は多いという位、有名だった。主催は国際自動車連盟で、５月中旬から下旬頃に行われる。車一台に対するドライバー数は１人のみに設定されている。タイヤがむき出しになった車体で走行するため、事故時は大事になる事が多い。