スタッドレスとノーマルの違い

-　詳しい解説　-

スタッドレスとは、スノータイヤの一種で、路面を削ってしまうスパイクタイヤにかわって作られた雪の上でも滑りにくいタイヤの事である。特殊ゴムが使われており、ノーマルよりも触った感じが柔らかく、溝も太く深めである。冬の低温でも、タイヤが固くなりにくく、しっかりと路面に接着できるのが特徴。溝の数も、深めのもの以外に浅めのものがかなり増やされており、全体的にノーマルより多い。

ノーマルとは雪の時期以外に一般的に使われるタイヤの事で、夏タイヤとも呼ばれる。スタッドレスに比べると溝の深さは浅く、細めで、数もかなり少ない。ゴムは固めで、低温の道路を走行する時は滑りやすいが、そうでない場合はスタッドレスよりも耐久性があり、長距離走行・高速走行にもしっかり耐えられ、長持ちする。

ノーマルとスタッドレスの中間的なオールシーズンタイヤもあり、これならタイヤの履き替えが不要で年中同じタイヤでＯＫなので経済的。しかし、通常走行と雪道どちらに対しても特化しておらず中途半端な性能なのは否めない。