流れ星と箒星の違い

-　詳しい解説　-

流れ星とは、流星とも呼ばれ、隕石等が地球の大気圏に突入する際に高温になって光を発する現象の事である。彗星とは違い、いつどこで発生するかは分からなかったり（予測が可能な「彗星」の通過後に発生する流星群は予報が出る）、一瞬で消えてしまうレア感から、消える前に願い事をすると叶うと言われている。

箒星（ほうきぼし）とは、彗星（すいせい）とも呼ばれ、太陽系に属する微笑天体が、太陽に近づいた時に、中にあるガスや塵が熱で温められて宇宙空間に広がり、尾を作っている様に見える現象の事である。流れ星とは違い、地球から遠く離れた場所で起きる現象の為、長い間観測する事が可能なのが特徴。その為、昔は流れ星よりも悪いイメージで捉えられ、箒星が現れるのは不吉な事が起きる前触れだとされていた。見える場所や時間がある程度予測可能で、発見者になれば名前をつける事も可能である。