株と為替の違い

-　詳しい解説　-

株とは、企業が資金集めの為に発行するもので、株を多く保有していれば、所有数に応じて配当金や株主優待が受けられたりするといったメリットがある。為替に比べると変動が大きく、取引のタイミングを失敗すると、あっというまに株券がただの紙切れ（無価値）になってしまう事もある。信用取引をした場合は、元本以上の損をしてしまう場合がある。取引は取引所を介して行われる為、原則取引所が空いている時間（かつ平日）に限定される。

為替とは、直接金銭の受け渡しが難しい土地の人と、現金を輸送したりせずに決済を行う方法の事で、手形や小切手等が該当するが、主に外国為替（国と国のお金の交換）の方を指す。為替レート（外国のお金と日本のお金の価値の差）を利用し、利益を得る事を目的とした取引をＦＸと呼ぶ。ＦＸは、元金以上の運用が可能（レバレッジ）な仕組みの為、失敗するといきなり大きな借金を抱える事になるというリスクがある。株価が下がると誰も得をしないのに対し、為替はレートが変動すると得をする人と損をする人が発生する。平日であれば２４時間取引が可能。