エコノミーとエコロジーの違い

-　詳しい解説　-

エコノミー（economy）とは、経済や節約という意味を持つ言葉である。一番身近な使い方では、飛行機の格下座席を指すエコノミークラスと、狭いエコノミークラスの座席に座り続ける事により血管の流れが悪くなり深部静脈血栓症や肺塞栓を起こしてしまうエコノミークラス症候群がある。エコロジーとは違い、環境ではなく財布に優しいといった意味合いが大きいが、ムダを出さない、必要最低限で済ませるという点では、分野によってはエコロジーにも繋がる。

エコロジー（ecology）とは、生態学や環境学という意味を持つ言葉である。エコと略される事もある。主に環境に配慮した事（地球にやさしい事）を指すのに用いられる事が多く、例えば使い捨ての物はなるべく使わない、いらないと思った物はすぐに捨てずにリサイクルしたり人にあげる等して、なるべくゴミを出さない事等が該当する。その目的は、地球の汚染や温暖化をこれ以上進めてしまわない為＝人類が今後長く地球で生存していける時間を伸ばす為であるか、他の動植物の為とされる事が多い。家電で電力消費が少ない物は、エコノミー（電気代的に）でエコロジー（資源節約）とされる。