断層とプレートの違い

断層とプレートの違い

- 概要 -

断層とは、地下の岩盤や地層が、地震等によって断ち切られ、もとは一続きであったものがずれてしまった面の事、もしくはそういった現象の事である。プレートとは、リソスフェアとも呼ばれる、地球の表面を覆っている固い板状の層の事である。

- 詳しい解説 -

断層とは、地下の岩盤や地層が、地震等によって断ち切られ、もとは一続きであったものがずれてしまった面の事、もしくはそういった現象の事である。「プレート」に出来た亀裂が断層となる。将来再び活動する恐れのあるものを「活断層」と呼び、将来的に震源となりうる可能性が高い為、調査と警戒が必要である。プレートとは違い数が多く、活断層は日本列島の中だけでも約2000あると言われている。断層が地震を起こす仕組みは、プレートの移動による圧力により、岩盤の弱い所にひずみが蓄積→限界を超えると弱い部分がずれて自身が発生する。

プレートとは、リソスフェアとも呼ばれる、地球の表面を覆っている固い板状の層の事である。地球の表面に十数個存在するとされ、1年間に数センチから10センチ程度ゆっくりと移動している。断層とは違い、プレートが地震を起こすのは、プレート同士が重なったりすれ違った時に出来てしまう「ひずみ」を解消するためで、大地震になる事が多い。

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