グループホームと老人ホームの違い

グループホームと老人ホームの違い

- 概要 -

グループホームは認知症の症状がある高齢者が共同生活する施設で、地域に根差した生活支援を目的としている。老人ホームは病気の有無に関係なく、介助を必要とする高齢者が入所する施設で、高齢者のみでなく、家族の介護の負担も軽減できる。サービスは施設内にとどまる。

- 詳しい解説 -

グループホームは一般に認知症の症状がある高齢者を対象とした共同生活の場をさす。専門の介助スタッフの手を借りて、10人に満たない程度の人数で生活することで、一人では困難な日常的な行動も出来るだけ自分の力で出来るように支援する在宅サービスの一種である。また、日常生活だけではなく、病院に通うなどの社会生活も行えるように、介助する場はグループホームの施設外にも及ぶ。

老人ホームは病気の有無に関係なく、自宅での生活が困難な場合や、家族の介護負担を緩和することが主な目的である。入居人数も特に決まりはなく、食事は施設が用意することが多い。あらゆる病状の高齢者が入居しているため、医療スタッフが常駐するところも珍しくはない。生活のほとんどのが施設内で完結しており、施設外の社会生活にはあまり関知しない場合が多い。

つまり、両者の大きな違いは、「認知症か否か」、「サービスが施設外まで及ぶか否か」「定員数が少人数か多数か」である。

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