防衛省と防衛庁の違い

防衛省と防衛庁の違い

- 概要 -

防衛省は内閣府に属していた防衛庁が独立したものである。防衛庁の問題点、対応の遅さ・予算の不自由さを、独立し自己決定出来るようになったことで、2つの問題を克服し、対応の迅速さ・予算の自由さを手に入れた。

- 詳しい解説 -

防衛省は自衛隊のことであり、特に指示・決定やその他の事務処理を行う、いわば自衛隊のブレインである。人の命に関わる災害や国の安全に対して早急な対応をするべく、内閣府に属していた防衛庁に内閣府と同等の権限を与えられ、昇格した省である。資金も独自に調達出来るようになったことが、対応の速さに繋がる。

防衛庁は防衛省の前身で、内閣府に属していたため、活動をするには内閣府の指示が逐一必要となる。結果、人命にかかわることでも支持を仰がなければならないため、対応の遅れなどが問題となっていた。また資金も内閣府の采配で与えられるため、望まれる使い方が出来ずに不便が生じることもあった。

つまり、防衛省は防衛庁が内閣府から独立をしたことで、スムーズな活動と自由な予算獲得が可能になったのである。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?