グリースとポマードの違い

グリースとポマードの違い

- 概要 -

ポマードもグリースも整髪料で、呼び方が違うものの成分はほとんど同じもの。グリースは機械などの潤滑が元々の目的だったが、映画の影響により整髪剤のこともさすようになった。

- 詳しい解説 -

ポマードは整髪料の一つで、特に男性が使うものを指す。女性が使うものは鬢付け油などという。油性のものと水性の性質のものがある。原料も植物性・鉱物性とあり、現在使用されているものの多くは植物性である。粘り気のある半固体状、あるいはゼリー状である。近年でよく使われている整髪料は、整髪料が乾燥して固まることで髪の毛同士を固定するが、ポマードは乾燥などさせずにポマードに含まれる油の吸着力で髪の毛同士をくっつけている。リーゼントやオールバックなど、固定力を必要とする髪型にする際に用いられる。

グリースも成分的にはポマードと差はないが、もともとグリースとは潤滑剤のことをさし、使用目的が異なった。「グリース」という映画の登場人物がリーゼントに整髪する様子が印象的だったため、「グリース=整髪料」というイメージが付いたと言われている。

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