ナツメとナツメヤシの違い

ナツメとナツメヤシの違い

- 概要 -

ナツメは梅の実と同じような木に実がなり、ドライフルーツなどだけでなく、漢方として用いられている。ナツメヤシはヤシの木に、バナナの房の塊のように実がなる。こちらもよく食べられるが、漢方として用いられることはない。

- 詳しい解説 -

ナツメはクロウメモドキ科の植物で、梅と同じような状態に実がなる。中国を中心にその実が食べられている。漢方薬にもよく用いられるが、爽やかな甘みがあることから、ドライフルーツとしても人気がある。

ナツメヤシはヤシ科の植物で、ヤシの木に似ている木に、バナナ房がなるような状態で実がなる。アフリカ、アジアの西部などでよく食べられている。濃厚な甘さのフルーツで、こちらもドライフルーツとしても食べられる。

どちらもドライフルーツとして売られる際、ナツメはチャイニーズデーツ、ナツメヤシはデーツなどとも呼ばれるため混同されてしまう。しかし、ナツメがフルーツ以外に漢方として活躍しているのに対し、ナツメヤシは漢方で用いられることはない。科目が全くの別物であるので、目視でもっとも異なると分かる点はその樹木の形状である。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?