保険価格と保険金額の違い
- 概要 -
保険金額は掛け金のことで、支払われる金額の上限になる。保険価格は新価と時価によって決められた、対象物の価値である。保険金額>保険価格の場合は保険価格が支払われる上限となる。
- 詳しい解説 -
対物保険の支払い金額に関する取り決めである。
保険価格は保険をかけているものの価値のことを指す。補償される価格べき「保険価格」は、その対象物の購入価格ともいえる新価と、新価と経年劣化によって判断された時価によって決められる。これは火災保険・車両保険などに適用されている。
保険金額は加入金額、すなわち保険をかけている金額である。これは加入者が任意に決めることが出来る。この加入金額が有事の時に支払われる金額の”上限”金額となる。
つまり、保険金額を200万円と設定し、保険価格が100万円と算出された場合、支払われる金額は保険金額の範囲内である100万円となる。また保険価格が300万円と算出された場合、支払われる金額は保険金額=上限金額の200万円となる。
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