掛け布団と敷き布団の違い

掛け布団と敷き布団の違い

- 概要 -

掛け布団は軽くて保温などの機能のある、羽毛などを中綿にした布団で、体にかけて使う。敷き布団は弾力性のある羊毛などが入った布団で、体の下に敷いて使う。

- 詳しい解説 -

掛け布団は体の上にかける布団である。重くしてしまうと苦しくなってしまうため、軽い羽毛や綿などが中綿として用いられる。これらは空気が多く含まれるため、睡眠に快適な温度と湿度に保つ効果がある。JISで10サイズに分類されているが、厳密なサイズ規定はない。おおよそ敷布団の大きさより5〜10センチ程度大きく作られているものが多い。

敷き布団は体の下に敷いて使う布団である。体重で簡単につぶれてしまうと体に負担がかかったり、痛みが生じてしまうので、弾力性のある羊毛が主に使用される。敷布団にはベッドと同じように、シングル・ダブル・セミダブルなどとサイズ規定がある。

つまり、掛け布団は軽さと保温・保湿を考えて作られた布団で体の上にかけるもの。敷き布団は軽さよりも弾力性を考えて作られた、体の下に敷く布団である。

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