常識と知識の違い
- 概要 -
知識は知ることが出来る情報すべてであり、その情報と反復して関わりをもつなどして、その情報を「当たり前」と思うようになればその情報は知識であり常識である。
- 詳しい解説 -
常識はその環境において、大多数の人が「当たり前と思っていること」である。社会のルールという意味合いもある。そのため、その環境と関わりを持つことで初めて生まれる。環境や立場を変えることによって180度変わることも多々ある。
知識は知ることが出来る情報すべてである。環境の変化に左右されない。
例えば「日本では箸を使って食事する」というのは誰もが見る、伝え聞くなどすれば知ることが出来る「知識」である。その知識を実践する環境にいる日本人にとって、「日本では箸を使って食事する」というのは「知識」であると同時に「常識」である。
一方で、日本と全く関わりの無い外国人にとって、「日本では箸を使って食事する」というのは、伝え聞いて知った「知識」ではあるが、当たり前と思えるほど関わりを持っていないので「常識」ではない。
しかしこの外国人が情報を知り重ねて関わりを持っていくことで、「日本では箸を使って食事する」は「常識」になり得る。
つまり、知っているだけなら「知識」、知っているうえで「それが当然」と思うのならば「常識」。
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