追い越しと追い抜きの違い

追い越しと追い抜きの違い

- 概要 -

前方を走る車両を抜き去った「後」、その車が走行する車線に車線変更を「する」のが追い越し、「しない」のが追い抜きである。

- 詳しい解説 -

道路を走行中、前方を走っている車を抜き去る際の車線変更によって追い越しと追い抜きが分けられる。

例えば「走行中、同じ車線の前方を走っている車に追いついたため、その車の前に出るために一旦隣の車線に移って、前方を走る車両を抜き去った」という時点では追い越しと追い抜きの区別は出来ない。
抜き去ったあと、「再び車線変更をして、抜いた車と同じ車線の前を走行する」のであれば追い越し、「同じ車線には戻らずそのまま走行する」のであれば追い抜きと初めて判断が下せる。

つまり、前方を走る車を追い抜いた”後”に、車線変更を「する」のが「追い越し」で、「しない」のが「追い抜き」である。追い抜く”前”の車線変更は関係ない。単に進路変更があるか無いかではなく、前方を走る車を追い抜いた”後”の進路変更の有無で判断する。

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