釜飯と炊き込みご飯の違い
- 概要 -
炊き込みご飯は具材と調味料を入れて炊いた米料理のことである。同じ炊き込みご飯でも、釜を使用して作ったものを特に釜飯と呼び、一人用の小さな釜で作られ、茶碗に盛られずそのままの状態で出てくることが多い。
- 詳しい解説 -
釜飯は文字通り、鉄製の釜を使用して炊き込みご飯をつくる。釜であればサイズは関係なく釜飯と呼べるが、現在多いのは小さな釜で一人用の炊き込みご飯を作るタイプの釜飯である。その場合、ご飯茶碗で食卓に出てくるのではなく、釜のまま出てくるのが最大の特徴である。
炊き込みご飯は具材と調味料を入れて炊飯して作るお米料理である。五目御飯やかやくご飯とも呼ばれる。炊飯にしようする調理器具は炊飯器、鍋、釜など種類は問わない。食卓に出されるときは白米と同じく、ご飯茶碗によそわれて出てくることが多い。
例えば「うどん」という料理を鍋で作り、どんぶりにいれられて出てくるのが通常の「うどん」で鍋で作り、そのまま食卓に出された場合は「鍋焼きうどん」と呼ぶのと同様の意味合いである。
つまり、同様に「炊き込みご飯」という料理の中に「釜飯」があり、調理器具と配膳方法の違いにより「釜飯」と分類されているのである。
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