アスファルトとコンクリートの違い

アスファルトとコンクリートの違い

- 概要 -

アスファルトは石油から抽出された半固体の物質。コンクリートはセメントに石や砂を混ぜて硬化させた硬い物質。

- 詳しい解説 -

アスファルトは原油を精製した際の残留物で、半固体の炭化水素という物質である。コンクリートより強度が劣り単体で用いられることはあまり無いが、素材自体や修繕の費用が比較的安価であることから、セメントなどと混和されて道路の舗装などに使用される。

コンクリートは粉状のセメントに水と砂利などを混ぜ、化学変化によって硬化させたものである。アスファルトより強度が勝るが、材料や修繕費用などが高価であるため、比較的破損の機会が少ない道路の基礎部分や、高層の建築物、トンネルなどに使用される。

アスファルトは原油に由来しているため、油分が断続的に付着すると脆弱化して強度が失われてしまう。そのためガソリンや石油を扱う場所では使用されず、そのような場所はコンクリートのままの舗装がされない状態の地面にされている。

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