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CMOSとCCDの違い

デジカメのCMOSとCCDの違い

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 カメラ知識(2) CMOSとCCDの違い CMOSとCCDの違い


レンズから入ってきた光を受け止めて電気信号に変換する働きがある撮像素子にはCMOSとCCDの2種類が
あるんだけど両者の違いはいったい何なのか簡単にわかりやすく比較してみたよ。
CMOS CCD
CCDよりも構造がシンプルで画像転送に多種類の電流を必要としないので、電力消費量は小さい。また高速化を行いやすい。
デジタルカメラではCCDよりもCMOSを採用している機種の方が圧倒的に多い。CCDよりもノイズが多くなる構造だが改良により低ノイズ化を実現、高感度を可能にした
構造がシンプルで高画質、低ノイズという利点があるが、電力消費量は大きい。また光の欠損やケラレが少ない。
信号の出力部分をCMOSのようにたくさん持つことができないため、信号を高速で読み出すことが難しい
デジタルカメラはライブビュー撮影ができるよね(カメラの後ろのモニターを見ながら撮影すること)。
このライブビュー撮影をしている時はずっと撮像素子に電流が流れているからCCDだと消費電力がかなり
大きくなるんだ。すると発熱により様々なトラブルが出る可能性がある上、バッテリーの持ちも悪くなるから、
そういうことも含めて現在ではCCDよりもCMOSのほうが多く採用されているんだよ。

ちなみにCMOSは「Complementary Metal Oxide Semiconductor」の略称で相補性金属酸化膜半導体と
訳される。CCDは「Charge Coupled Device」の略称だよ。
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