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望遠レンズ 倍率

望遠レンズの倍率

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コンパクトデジカメだと5倍ズームとか20倍ズームというふうにカタログや仕様に
書かれているけど、一眼カメラでは焦点距離のみの表記で、いったいどれくらいの倍率を
持ったレンズなのかいまいち分からないよね。今回は望遠レンズを例に、焦点距離を示す数値から
倍率を求める計算方法を解説していくよ。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6というオリンパスのレンズがある。
焦点距離は14mmから150mmをカバーしているからこのレンズの倍率は150mm÷14mm=10.7倍となる。
もう1つオリンパスのレンズで例を挙げるとM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 Uというレンズは
300mm÷75mm=4倍となる。

つまりズームレンズの倍率を求める計算式は
最大焦点距離(テレ側)÷最小焦点距離(ワイド側)=倍率
「じゃあ75-300(4倍)よりも14-150mm(10.7倍)のほうが遠くのものをより大きく写せるレンズなんだ^o^」
と思いがちだけど違うよ。たしかに倍率は14-150mmのほうが高いけど、それはそのレンズに限っての話。
どちらが遠くのものを引き寄せて大きく写せるかは焦点距離の数値をみなければいけないんだ。
(焦点距離が大きければ大きいほどより遠くのものを大きく写せる)
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