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デジタルカメラの画質

デジタルカメラの画質と画素数の関係

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 カメラ雑記帳 デジタルカメラの画質は画素数に比例しない


デジタルカメラの画質とは単純に画素数の多さで決まるわけじゃないよ。
高画質は撮像素子(イメージセンサー)のサイズ、適度な画素数、画像エンジンで決まるんだ。

撮像素子とはフィルムカメラで言うフィルムの部分のことだけど、小さい撮像素子と大きい撮像素子を
比べた時、同じ1000万画素のカメラなら大きい撮像素子を持つカメラの方が高画質となる。
36×24mmの撮像素子
ハイスペックの一眼レフカメラに採用されているサイズ
6.2×4.6mmの撮像素子
多くのコンデジに採用されているサイズ

何故ならそれぞれの大きさの中に1000万個の画素があるということは大きいサイズの撮像素子の方が
1画素当たりの面積は大きくなる。面積が大きいほどダイナミックレンジ(明暗の諧調幅)が広くなり、
またノイズの少ない写真になるからなんだ。実際メーカーの画素数競争も落ち着いてきて、高画素数を
売りにしない傾向が出てきているよ(画素数をあまり強調しなくなってきた)。
例えば撮像素子の大きさが同じで1000万画素と2000万画素のカメラがあるなら、ダイナミックレンジの
広さやノイズの少なさで1000万画素のカメラの方が高画質ということになるんだ(プリントできるサイズは
2000万画素の方が大きくできる)。これもやはり1000万画素のカメラの方が1画素あたりの面積が
大きいという理由からだよ。※ちなみに19インチくらいのパソコンで写真を楽しむだけなら
200万画素のカメラで十分なんだよ。参考ページ:デジタルカメラの画素
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