ピースサインの意味と由来

ピースサインの意味と由来

写真に写る時、日本人はピースサインをしますが、これは日本人だけです。元々このサインをよく使ったのは第二次世界大戦の時のイギリスの首相・チャーチルでした。チャーチルはvictoryの意味で2本の指を立ててVサインとしていましたが、なぜ勝利を表すV サインのことをピースサインと呼ぶようになったのでしょうか?

これには米軍が日本に、あのおぞましい原爆を投下したことによります。原爆投下の知らせを受けたチャーチルは記者団にVサインを見せました。記者から勝利を確信したサインかと尋ねられたチャーチルは、

「これは平和のサインだ。長崎と広島に原爆が落とされることで世界に平和がもたらされる」

といいました。つまり長崎と広島の2つという意味でVの形を作り、ピースサインと言ったのです。これがVサインがピースサインと言われるようになった由来なのです。

ちなみに日本人が初めてVサインを見たのは戦後、マッカーサーが示した時だとされています。