なぜ？タクシーの燃料がガソリンではなくLPガスの理由

タクシーの燃料はガソリンではなく、LPガスだということを御存知でしょうか？タクシーのトランクを開けるとガスボンベがあります。これには理由があります。

一つ目の理由は、LPガスは窒素酸化物の排出濃度が低いため、低公害エネルギーであるという点です。二つ目はリッターあたり50円くらいであるため、ガソリンに比べて随分安いのです。

ただし、ガソリンに比べると燃費が悪いため、リッターあたり6キロくらいしか走れません。しかし距離単価にすればガソリンよりは安いのでLPガスが使われています。

一般車にLPガスが使われないのは、LPガスのスタンドが少ないからです。タクシー会社は自社でLPガスを補給できるため、燃料に困ることはありません。