飛行機のスピードには制限速度がある
飛行機はプロペラ機、ジェット機、超音速旅客機と次第に速度のはやいものが登場してきました。そのスピードの向上はとどまるところを知らないように思えますが、実は飛行機にも「制限速度」が設けられています。制限速度が設けられているのは、管制圏内と各国の運輸大臣が告示して指定した区域となっています。
一般に管制圏内では、高度900メートル以下ではジェット機が時速370km以内、プロペラ機が時速300km以内と定められています。そして指定区域では、高度3000メートル以内の区域では時速460kmと以内と定められています。
空には障害物などないため、飛行機は制限速度などなく、ありったけのスピードで飛んでいるようにみえますが、実際にはきめられたスピードで飛んでいるのです。