ビールに利尿作用がある理由・利尿作用の成分
お酒には利尿作用があるため、飲むとトイレが近くなります。新陳代謝が活発になり、腎臓の血液ろ過能力が促進されて、体内の老廃物を追い出そうとすること、そして尿の出を抑制しているホルモンが減少するため、トイレが近くなるのです。
お酒の中でも特に利尿作用がるのがビールです。これはビールに含まれるホップに原因があります。ホップに含まれるフムロンとルプロンという物質が尿意を催すのです。
また、ビールは他のお酒に比べて水分が多いことや、利尿作用を高めるカリウムが含まれていることも原因となっています。
ビールの利尿作用は昔から知られており、古代ギリシャの医学者ヒポクラテスが、医療で使用したということを書き遺しています。