シャンパンの歴史・由来・起源
結婚披露宴や祝賀パーティなど、めでたい席での乾杯にはシャンパンが用いられます。シャンパンとはフランスのシャンパーニュ地方で作られた発泡性ワインのことで、これ以外の地域で作られる発泡性ワインはスパークリングワインと呼ばれます。シャンパンとはブランド名のようなものです。
その黄金色、栓を抜いた時のポンと言う音がなんとも華やかであり、シャンパンはヨーロッパの王侯貴族に好んで飲まれてきたお酒でした。
そしてシャンパンが祝いの席に欠かせなくなったのは、1814年に開かれたウィーン会議でした。オーストリアの宰相が美食外交のためシャンパンでもてなしたのです。このことを皮切りに、1855年の万国博覧会で世界中の人にシャンパンがふるまわれたことをきっかけに、今の地位を確立したのです。