なぜ?6月に結婚式が多い理由
「6月の花嫁は幸せになる」と言われていますが、これは本来ローマ神話に基づいた説です。
全能の神ゼウスの妻であるジュノーは結婚生活の守護神です。Juneつまり6月はジュノーのが支配する月なので6月に結婚する花嫁は幸せになると言われているのです。
他の説としては、火の女神ヴェスタは、暖炉やかまどをつかさどる家庭の守護神ですが、ヴェスタは6人の巫女によって守られる等、「6」という数字と縁が深いと関連づけるものです。また、この6人の巫女は純潔を守ることが義務付けられているため、純潔の象徴としても重んじられており、これに関連付けて6月の花嫁は幸せになるとされたのです。
日本では6月が梅雨の時期であり、結婚式場は最も暇な時期です。この時期になんとか客を呼ぼうと、ローマ神話と関連付けて「6月の花嫁は幸せになる」と言い始めたのです。