開かずの踏切は遮断機が何分降りている状態をいうか
「開かずの踏切」というのがあります。一向に踏み切りが上がったり下がったりせず、降りっぱなしになっている踏み切りのことです。
東京や大阪といった大都市では、電車のダイヤが5分置きくらいに設定されています。この事を見れば、踏み切りは5分置きに通行止めになると言う事です。遮断機を上げ下げする時間も計算すると、5分間隔ではあまりにあわただしくなります。このため、遮断機を下りっぱなしとしたのでした。これが「開かずの踏切」ができる理由です。
ちなみに開かずの踏切にはきちんと定義が定めてあります。「遮断機が下りている時間が長く、通行が困難な踏み切り」であり「ピーク時に、一時間当たり40分以上遮断機が下りている状態」というのが定義です。