なぜ?画家や漫画家、芸術家がベレー帽をかぶる理由

なぜ?画家や漫画家、芸術家がベレー帽をかぶる理由

画家のイメージとして、ベレー帽をかぶっているというイメージがあるでしょう。たしかに画家はベレー帽を好んでかぶります。これはどうしてなのでしょうか。

ベレー帽はもともとギリシア時代、宝石をちりばめたオシャレで豪華な帽子でした。この帽子は形を変えながら広まっていき、いつしかスペインのバスク地方で、農民の帽子として定着しました。

ベレー帽を画家たちがかぶり始めたのは16世紀頃とされています。ベレー帽の持つ利便性とオシャレさが画家に人気を得たのでした。すなわち、つばのないベレー帽は、風景画を描く際につばによって風景が妨げられることがありません。また、髪を包みこんでおくのに便利でした。そして、かぶり方一つで様々なオシャレを表現できるファッション性が、美意識の高い画家に気に入られたのでした。