電車内の温度設定基準〜電車内の温度調節

電車内の温度設定基準〜電車内の温度調節

電車内では、春夏秋冬を通して、冷暖房によって温度調節がなされています。この温度設定は鉄道会社ごとに基準を定めて設定されています。ただし、業界全体の目安が「輸送整備基準温度」として定められており、外気温が33度以下の場合には車内温度は26度以内に、外気温が34度以上の場合には車内温度は27度以内に設定するという目安が設けられています。

この目安に応じて、JR東日本では冷房を26度、弱冷房車では28度に設定され、西武鉄道では冷房を27度、弱冷房車では29度というように定められています。暖房の場合も同様に、一定の目安が設けられており、それに応じて各社がそれぞれの基準を定めています。春や秋にもその時々の温度によって温度が調節されるようになっています。