信号機が赤色・黄色・青色の理由・意味・由来
信号の赤、青、黄色の色はなぜあの色に定められたのでしょうか?
信号はイギリス発祥ですが、イギリス人の宗教観が深く関係しています。
赤は悪魔の色であり、火の色であり、戦火や災害を象徴する色です。「危険」という意味で「停止」のサインとなりました。
青は、イギリスでは平和の象徴です。希望という意味も持っており、まさに「進め」の意味にふさわしい色です。キリスト教でも海と空の色も青であることから、最も神聖な色として扱われています。 黄色は注意の象徴です。
これは色彩学にもかなったものでした。例えば、赤は膨張色であるから、迫ってくるように見えて見落としにくく、黄色にも同じような効果があります。青は安定した色で自然界に溶け込みやすく、見落としたとしても止まれの合図ではないから事故の可能性は少ないと言うものです。