なぜ?医者がカルテをドイツ語や英語で書く理由

なぜ?医者がカルテをドイツ語や英語で書く理由

医者は患者の診断結果や問診の内容など、様々な情報をカルテに書きますが、なぜドイツ語や英語で書くのでしょうか?日本語ではだめなのでしょうか?

こういった疑問を持つ人もいるでしょうが、結論から言えば、外国語で書くのは単なる習慣であり、日本語で書いてもかまいません。ただし、外国語で書くのには以下のようなメリットがあります。

一つは利便性です。例えば患者がただの風邪であっても、カルテには正式な医学用語である「非特異的上気道炎」と書かなければなりません。しかし、英語であれば「common-cold」とかけば済むというメリットがあります。

もう一つは、外国語で書くと患者にはよくわからないと言う事です。これがガンなどの患者に知らせない方がいい病名を書くとき、患者に悟られないというメリットがあります。