睡眠時間が長い動物、短い動物

睡眠時間が長い動物、短い動物

人間の平均的な睡眠時間は8時間です。では、他の動物はどうでしょうか。

一番睡眠時間が長い動物はナマケモノで、一日の内20時間も寝て過ごします。ここが怠け者といわれる所以です。続いてチャイロコウモリ、ミズオポッサムが19時間も寝ています。猫は一日中寝てぐうたらしているように見えますが、睡眠時間は14時間くらいです。

睡眠時間が一番短い動物はキリンです。その睡眠時間はなんと20分です。ほぼ一日中起きている計算になります。サバンナの他の動物を見てみると、シマウマは1時間、ゾウや羊は3時間といわれています。

基本的に、肉食動物は睡眠時間が長く、草食動物は睡眠時間が短いとされます。これは、肉食動物はカロリーの高い肉を食べるのに対し、草食動物はカロリーの低い草を食べるため、一日の内食べてい時間が長くなること、また寝ている間に捕食者に捕まらないために臨戦態勢をとっておくために睡眠時間が少なくて済むように進化したと言われています。