猫は本当に寒がりなのか?
猫は寒がりのように思われています。「猫はこたつで丸くなる」といわれているのも、猫が寒がりと思われている証拠でしょう。しかし実際には、猫は犬と比べても決して遜色ないくらい寒さには強い動物です。
猫は普段からあまり汗をかかないため、体内の熱を放出することはありません。これが寒さに強い第一の理由です。また、寒い時期には高カロリーのものを進んで食べるといったような、寒さをしのぐ知恵も持っています。
そして、雪の日に猫がこたつで丸くなるのは、寒い雪の日にわざわざで歩いて無駄な体力を消耗しないようにしようという知恵なのです。同様に、猫がいつでも寝ているように感じるのは、狩りの必要がない飼いネコが狩りのために動き回る必要がなく、体力温存のために寝ていると言うだけです。