なぜ?犬が雪を好きな理由
「犬は喜び庭かけまわり、猫はこたつで丸くなる」というのは童謡の「雪」の一節ですが、実際に犬は雪を見ると尻尾をふって駆け回ります。これは喜んでいるととらえて間違いありません。とくに東京や九州など、雪のあまり降らない地域で雪が降ったり積もったりすれば、犬の喜びようはすごいものです。
これはどうしてかというと、犬は普段見る事のない雪をみて興奮しているのです。それに犬はもともとはしゃぐのが好きな動物です。環境が変わったり、珍しいことが起きたりすると非常にはしゃぐ動物なのです。この証拠に、警戒心を抱かせない、たとえば飼い主の友人などが害意なく接触する場合、犬は新しい出会いに興奮して非常に喜ぶものです。
したがって、犬は雪に興奮してはしゃいでいるのです。雪が珍しくない北陸や東北、北海道などでは犬はほとんどはしゃぐことはないようです。