ヤマアラシの名前の由来は本当に山を荒らすから
ヤマアラシはその名の通り山を荒らすのでしょうか?
ヤマアラシは体は小さいのですが、本当に山を荒らします。体は小さく体重の10キロくらいなのですが、木の皮をバリバリと休むことなく食べ続け、森林に多大な被害を及ぼします。
ヤマアラシは夜行性の動物です。昼間は穴の中から出てくることはありませんが、夜になると穴から這い出てきて周囲の木の皮や小枝などを食べます。葉っぱや根っこまでも食べつくすと言う食欲です。その食欲は驚くべきもので、一匹で半年間に100本もの木を食べて枯らしたという報告もあるほどです。
このように木を枯らして山を荒らすということから「ヤマアラシ」という名前がついたのもうなずけます。