猫が猫舌な理由〜猫は本当に猫舌なのだ
熱い食べ物が苦手であることを「猫舌」といいますが、たしかに猫は熱い食べ物が苦手です。動物学者によると、猫の味覚が非常に発達しているために猫舌になるといいます。
動物は等しく五感を持っており、視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚を持っています。猫はこの中でも特に味覚が発達しているため、舌に伸びている神経の3分の2が味を感じる舌の先に集中していると言われています。
また、舌の表面には味蕾とよばれる、味を感じる細胞があります。この細胞は非常に敏感な細胞であり、食べ物が熱すぎるとすぐにダメージを受けてしまうのです。つまり猫が猫舌なのは、味蕾が多いからであり、味蕾を守るための防御反応として熱い物を苦手としているのです。