男と女の出生数の違い
ここ約100年の統計によると、男女の出生率は女:男=100:106で常に男の方が多くなっています。また、流産した赤ちゃんの性別を調べると、女:男=100:146となり、男の方が圧倒的に多いことが知られています。
これは正確ではありませんが、染色体の重さに関連付けた説が最も有力とされています。つまり、精子がX染色体を持っている場合に女の子が生まれ、精子がY染色体をもっている場合には男の子が生まれるとされているのです。X染色体とY染色体では重さが違い、Y染色体のほうがずっと軽いとされているのです。
このため、膣内に射精された時、軽いY染色体のほうが素早く卵子に到達して受精できるのです。このため、男の子が生まれる確率が高いとされています。