姉妹都市と友好都市の違い
姉妹都市は、もともと第二次世界大戦の戦火に荒廃したヨーロッパの都市の復興を手助けするために、アメリカのアイゼンハワー大統領がアメリカの都市とヨーロッパの都市に提携させたのが始まりです。文化交流や神前のために行き来するといったイベントが行われています。
しかし、「姉妹」という言葉を使うと「どちらが姉でどちらが妹か」ということでトラブルが起きることが考えられるので、漢字圏である中国の都市と提携する場合には姉妹都市とは言わず、あえて「友好都市」と称しています。「Sister」には姉にも妹のも使う単語で上下がない言葉なので、漢字圏以外の国の都市と提携する時には姉妹都市としています。つまり、姉妹都市と友好都市とは、名称以外には何ら違いはありません。