鷲と鷹の違いは翼を広げた時の大きさ

鷲と鷹の違いは翼を広げた時の大きさ

鷲と鷹は表記に違いがありますが、なにか違いがあるのでしょうか?英語で書けば鷲はeagleで鷹はソフトバンクホークスでおなじみのhawksです。漢字でも英語でも明確に表記が区別されているから全く別の種類の鳥と思っている人もいるかもしれませんが、実は猛禽類ワシタカ科のという科目の鳥で、分類上の区別はありません。

ではなぜ呼び方に違いがあるのかと言うと、大きさで区別しているからです。翼を広げた時の大きさが50センチ以上のものが鷲であり、それ以下を鷹と呼びます。鷹を操る鷹匠はいても、鷲を操る鷲匠がいないのは、大きさによるものでしょう。

なんにせよ、分け方は非常に曖昧なのです。どれくらい曖昧かと言えば、英語ではeagleすなわち鷲と呼ばれている鳥が、日本語では鷹と呼ばれているくらい曖昧です。

ちなみにトンビは翼を広げた大きさが50センチの鳥とされますが、これは鷲と鷹、どちらの仲間なのでしょうか。区分けギリギリのサイズですが、一応鷹の仲間に分類されています。